9年目の3月11日にあたって

福島の子どもたちとつながる皆様
~春休み保養中止のご報告~

東日本大震災から9年。皆さまの変わらないご支援を感謝申し上げます。
地震と津波に伴う福島原発事故は収束していません。
復興はまだまだ先のことです。
原子炉は手が付けられず放射性物質を放出しています。
4万人を超える方が避難生活を送っていらっしゃいます。
9年目の今日、当会もそのことを心に刻んで保養活動を続けてまいります。

一方、このたびの、新型コロナウィルスの発生、拡大につきまして、皆さまにおかれましても日々ご心配のことと存じます。
特に北海道においては、最も感染者が多いということで緊急事態宣言が発せられ、一斉休校が実施されるなど、不安が広がっております。
春休み保養が迫ってくる中、実施する方向で準備をしてまいりましたが、医師である理事の方含め、理事会、運営委員会で、保養の効果と、移動のリスクなど総合的に勘案し春休みは中止との結論にいたりました。
大変残念です。

また、予定しておりました、3月14日映画会は中止になりました、27日講演会や28日のチャリティライヴについては検討中です。
開催のさいにはホームページに詳細をアップいたしますので、ご確認ください。
1日も早く、ウィルス感染が終息し保養が再開できることを願っております。
今回の決定につきましてどうかご理解いただきたくお願い申し上げます。
時節柄、どうぞご自愛ください!         
                       理事長 山口たか